ハシビロコウの育児奮闘記

2017年生まれの男の子を育てている新米ママの育児記録です。

乳頭混乱との闘い

ムスコは混合授乳で育てています。混合といっても9割ミルク、1割母乳という、ほぼミルクな状態です。

授乳の問題に関しては産後ずーっと悩み続けていますが、今も試行錯誤しています。

 

スパルタだった産院生活

 

もともと母乳量が少なく、産院の方針もあって出産直後から混合授乳でスタートしました。加えてムスコはなかなかうまく吸えない子で、授乳しようとするとギャン泣きになって反り返る反り返る…!全然フィットしない我が子。つけてみた保護器も全力で拒否し、毎回手で跳ねのけて保護器が吹っ飛ぶ始末。

それでも看護師さん3人がかりで必死に吸わせた結果、+2gぽっちだったときはさすがに泣けました…。

 

授乳に1時間かかり、気が付けば授乳室に一人なんてことはざらでした。授乳室って他のママもたくさんいるので比べてしまうんですよね。あんなに母乳出ていいなぁ、満足にあげられなくてごめんね、みんな淡々と授乳済ませてるけどなんでうちの子はうまく吸えないんだろう…とか。

 

母乳が増えるって都市伝説?

 

それでも根気強く吸わせ続ければ母乳量増えて、保護器なしで赤ちゃんも直に吸えるようになるという言葉を信じて、退院後も泣き叫ぶ息子と格闘する日々。

1ヶ月が過ぎたころ、ようやく保護器なしで吸えるようになりました。ただし途中で哺乳瓶でないことに気が付くのか、3分も吸わないうちに離して泣き始めるので毎回ミルクを足していました。頑張って吸わせている割には母乳の量はたいして変わらず、もしかして吸わせりゃ増えるって都市伝説なのか…と思い始めます。

 

乳頭混乱の登場

 

加えてここから始まったのが、乳頭混乱です。

半月に一度のペースで乳頭混乱を起こし、こうなると一切吸ってくれません。ここからは騙し合いです…ミルクで少し落ち着いたところを早業ですり替えて吸わせてみたり、寝込みを襲って吸わせてみたり…。

 

そんな混合授乳も4か月目に突入した今月半ば、これまでになく激しい乳頭混乱がムスコを襲いました。吸わせようと近づけるだけでギャン泣き。反る反る。あー、これはもう母乳ダメかもしれないと覚悟し、搾乳して哺乳瓶に入れてあげると満足気にグビグビ飲むムスコ。私もその姿を見て微笑ましくなりました。

そのとき、ふと思ったんです。なんで今まで泣き叫ぶ息子を無理やり押さえつけてまで意地になって母乳を吸わせようとしていたんだろう。こうやって哺乳瓶のみにしたほうがお互いストレスもなく、楽しい授乳時間になるじゃないかと…。

 

母乳に固執することをやめてみた

 

その日から直接吸わせることはやめて、搾乳した母乳+ミルクを哺乳瓶であげています。これまでは授乳時間がくるたびに、今回は吸ってくれるかな、今日もダメだったらどうしようって憂鬱でしたが、今の方式にしてから授乳がすんごい楽になりました。搾乳は面倒くさいし、ミルクは調乳に少々時間がかかるのでムスコを待たせてしまうデメリットがありますが、ミルクを美味しそうに飲むムスコを余裕をもって見れる。これまでに考えられなかったことです!

おそらく搾乳のみだと母乳はどんどん減っていくでしょう。そのときは完ミへの切り替え時だと思って、今は未練がましく母乳を足す日々です。

 

乳頭混乱で悩んでいるママさん、一度母乳をやめてみるのもいいかもしれません。

戻れる保証はないですが、楽しい授乳時間になる可能性は大です!